企画者:大城
面子:3初伊佐、L大城、広瀬 2H鈴木、被W長崎 1NEF松崎
遡行図:「東京周辺の沢」
sL認定ということで、やや難しめの沢を選んだ。西丹沢はワンゲルでは企画されることが少ないが、アプローチは悪くないし渓相の良い沢が多いので、もっと出されても良いのではないかと思う。長崎は無事sL取得となるか?
10/23(金) 曇
松田22:05=(御殿場線)=22:17谷峨22:30=(中川ハイヤー)=22:50大滝橋▲0
新松田改札外に20:50集合としていたが、渋沢辺りで伊佐から「1時間ほど遅れる」と連絡が入る。もうちょい早めに連絡ください…。結局22時過ぎの御殿場線に乗り谷峨駅へ。御殿場線は意外と人が多かった。タクシーを呼び大滝橋へと向かう(中川ハイヤー、ジャンボあり)。大滝橋には広く快適な駐車スペースがあり今日はここで寝ることにする。尚、ここはソフトバンクなら電波が入るので、持っていれば末端として差し支えないだろう。松崎が軍足を忘れたらしいが、そのまま入渓することにする。伊佐の下界訓練と平行して鈴木が松崎にザイルのたたみ方などを教えていた。なかなか熱心に指導している。それも終わって「さあ寝ようか」という時、大滝キャンプ場の管理人がやって来て、「ここはキャンプ場の敷地だから、本当は有料なんだよ。まあ今回はいいけどね。」と告げられる。…はい、すみません。23時半ごろ就寝。
10/24(土) 曇のち雨
▲05:51―6:08割沢橋―6:30F4下―8:50F4上9:05―10:40F5上―11:05F6下―11:45F6上12:00―13:30F5下―14:30F4上―15:15割沢橋―15:35大滝橋
大滝沢右岸に付けられた林道を少し入ったところにデポを置く。出発前の初心者チェックで、長崎は次の3点を見落としていた。@ハーネスのねじれ、Aセルフビレイ用のスリングが掛かっていない、Bナイフが肩掛けでなく首から掛かっている。これらの確認で手間取りやや遅れて出発。林道を15分ほど歩くと割沢橋(悪沢出合)である。右岸から入渓すると、すぐにF110mが現れる。直立した滝で不気味に黒光りしている。左右とも登れるとの事だがフリーではあまり登りたくない滝である。結局ここは右岸の仕事道を利用して巻く。仕事道は明瞭で、ご丁寧に階段や梯子なども付いている。F2、F3も兼ねてからの予定通り仕事道を利用して巻く。仕事道からF2の上部とF3が見えたが、かなり難しそうとの印象を受けた。仕事道からF3下に懸垂している記録もあるが、F3上からザイルを出さない限り、一度ここに下りると脱出するのは厳しそうである。F3上で仕事道から沢床に下りる際ザイル手がかり。この後すぐに現れるのがF425mである。
F6は懸垂。その下の2条3mも懸垂。F5はやや上方の立ち木からダブルで懸垂。松崎は懸垂がまだ苦手のよう。ゴルジュ出口でやはりハーケン支点の手がかり。下の2mとその前後の小滝を纏めて手がかり+巻き結び。3mも手がかり+巻き結び。ここら辺で小雨がぱらついてくる。今日は夜から雨、明日も昼過ぎまで雨という予報だったので明日の遡行を諦め今日中に帰ることにする。F4は今度は左岸仕事道を使って巻く。上部が崩壊しておりFix(残置Fixロープはかなりしっかりしたものがある)。あとは行きと同じく仕事道をたどり入渓点へ。林道をだらだらと歩いて大滝橋まで戻る。サイトだけしようかという話も出たが、昨日の事があるので駐車スペースでサイトするのはまずそうだし、第一天候が悪いので新松田まで行って普通に打ち上げすることにする。新松田行きのバスに乗るが、伊佐が谷峨で携帯を落としたらしく途中の谷峨で下車。探すが見つからず。中川ハイヤーに連絡したらジャンタクの中にあったとさ。届けてもらって(伊佐は結構な料金を請求されたようだが)、電車で新松田に向かい、打ち上げ&解散。
帰宅して天気予報見たら、30%だった今日夜から明日朝にかけての降水確率が90%になっていました。
・まとめ
悪沢は一つ一つの滝が難しく、仕事道を使うかそうでないかで随分難度が変わるものの、的確なルート選定とある程度の登攀力が要求される。また全体的にゴルジュっぽく支点が取りにくいので、養成終盤向きと言える。花崗岩の美しい沢で、水無川や四十八瀬川とは一味違った丹沢を味わうことが出来る。

